皆さんこんにちは。
ぴあとーく(@piato_ku)です♪
「コンクール=上手な人が出場するもの」と思っている人もまだまだたくさんいるかもしれませんが、決してコンクールは上手な人だけが出場するものではありません。
本記事ではピアノコンクールについて書いて行こうと思います。
もくじ
ピアノコンクールって何?
審査員に評価をしてもらい、演奏の優劣を競う大会
発表会との大きな違いは、第三者(審査員)に演奏の評価をつけてもらい上位入賞を目指すのがコンクールです。
1位から全順位がつく訳ではなく、金賞、銀賞、銅賞、その他の賞があります。
学校の吹奏楽などのコンクールでは金賞だけで何校かもらえますが、ピアノのコンクールは基本的には金1名、銀1名、銅1名となっています。
ですが、コンクールによっては各賞で数名いただけるものも増えて来ています。
予選では金賞はなく、優秀賞と名前をつけているコンクールもありますね。
審査員に個評(アドバイスシート)をもらえます
コンクールでは2名〜5名ほどの審査員が演奏を聴いて、評価をしてくれます。
演奏後には審査員の先生が演奏のアドバイスを紙に書いてくれて、表彰式後に個評を貰う事が出来ます。
ピアノコンクールは誰でも出場できるの?
初心者向けのコンクールからプロ向けのコンクールまで色々あります
ピアノコンクールは誰でも出場可能です!
昔は「コンクールと言えば上手な人が出るもの」と思っている人も多かったですが、近年では「コンクールを身近なものに」という傾向があり、初心者向けのコンクールも充実してきています。
初心者〜中級者向けのコンクール
初心者向けのコンクールで代表的なのが、グレンツェンピアノコンクールですね。
予選から全国大会までとても良いホールで演奏出来るのがいい所です。
舞台度胸がつく事間違いなしです。
あとは全国大会に進むとかなりレベルは高くなりますが、ヨーロッパ国際コンクールも比較的出場しやすいですね。
その他にも、各地域で開催されているコンクールは初心者でも出られるものが多い印象があります。
ブルグミュラーコンクール、バッハコンクール、バスティンコンクール・・挙げればキリのないぐらい、色んなコンクールがあります。
中級者〜上級者向けのコンクール
超代表的なコンクールが、ピティナピアノコンペティションですね!
ピティナは年々ものすごくレベルが上がっています。
予選を突破するのも難しいですが、全国レベルになるとどの子が金賞をとってもおかしくないレベルで、みなさん演奏に安定感があります。
ピティナは音色にとても重きを置いているので、生ピアノ(できればグランドピアノ)で日々の練習をする事が大切になってきますね。
ピティナの審査員の先生は、アップライトピアノで練習しているかグランドピアノで練習しているか、出だしの音を聴くとすぐ分かるとおっしゃっていました。
他にも、ヤマハピアノフェスティバルやショパン国際ピアノコンクールなどがあります。
ヤマハのコンクールは、課題曲が難しい印象があります。
予選を勝ち上がっていくと、課題曲の演奏だけではなく即興演奏があるので、音楽の総合知識が必須になってきますね。
コンクールって大人でも出場出来るの?
大人のコンクール「エリーゼ音楽祭」というのがあります
初心者向けのグレンツェンピアノコンクールや、上級向けのピティナでも大人も出場出来ます。
しかし、子供に比べると出場者は少し減ってしまうので、「子供に混ざってコンクールはな・・」と思ってしまう方も少なくありません。
そんな方にオススメしたいのが、大人のコンクール「エリーゼ音楽祭」です。
15歳以上(中学生を覗く)を対象とした初心者から出場出来るコンクールです。
「エリーゼのために」を弾く部門や、クラシック部門、ジャズ・ポップス部門など部門を細かく分かれています。
また、レベルもピアノ歴に合わせて部門を選ぶ事が出来るのが嬉しいポイントです。
例:クラシック部門(初心者2分)
クラシック部門(初中級3分)等のように、細かく部門が選べます。
40代〜60代ぐらいの方が多く出場しています。
まとめ
ピアノコンクールについて、ご紹介しました。
近年のコンクールは決して敷居の高いものではありません。
自分のレベルに合わせて、日々の練習のモチベーションアップの為に、ぜひコンクールに出場してみて下さいね!
コンクールの練習では同じ曲を弾き続けていかないといけないので、必ず気持ちがダウンしてしまう時期もあると思いますが、そこを乗り越えるとまた世界が広がります。
先生とよく相談をして、コンクールを1つの目標にしてみるのもいいかなと思います♪