皆さんこんにちは。
ぴあとーく(@piato_ku)です♪
節分やひな祭りも終わり、いよいよ新年度が近づいて来ましたね。
今は卒業式や卒業生を送る会等に向けて、ピアノ伴奏を練習している生徒さんも多い時期ですね!
今の学年に後悔がないように、最後まで楽しく過ごしたいですね♪
そしてピアノの体験レッスンで一番お問い合わせがある時期は3月、4月、5月。
その次が9月、10月の秋が人気ですね。
「新年度になったら子供にピアノを習わせようかな?」と考えているお母さんお父さんも多いのではないでしょうか?
そんな時に「ピアノって何歳から習い始めるのがいいのか」という疑問が浮かぶ方もいると思います。
ピアノの体験レッスンに来た時によく聞かれるのが「ピアノって何歳から始めるのがベストなんでしょうか?」です。
未就学児の子供を持つ人は「うちの子はまだ早いかな?」、小学生以上の子供を持つ人は「始めるのが遅すぎたかな?」とそれぞれ悩むと思います。
一般的な平均で言うと、だいぶコミュニケーションが取れるようになってくる年中さん頃から習い始める方が多いですね。
でも結論から言うと何歳がベストというのはなく、その子の性格や家の環境によって始めるのに適した時期は違います。
何故なら、ピアノは正しい練習をすることによって将来が変わる習いごとだからです。
ピアノ教室によってレッスン回数は色々ですが、大体は月3〜4回レッスンがあります。
レッスンがない日は、先生がレッスンでアドバイスした箇所を定着させる為の練習を家でやらなければいけません。
そしてその練習は「自分の子供が1人でできるかどうか?」を考えてみて下さい。
子供によって性格や理解力も違うので絶対ではありませんが、年少頃〜年長さんまでは、保護者の方が練習をサポートしないと正しい練習がなかなか出来ません。
そして練習内容を知る為に、できる限りレッスンに同席するのが望ましいです。
(なかには親御さんがいると恥ずかしがったりふざけてしまってレッスンにならない子もいますので、その場合はレッスン終了時にその日の課題を聞きましょう)
なぜそれほどまでに練習の質にこだわらないといけないかと言うとピアノは一度ついた変な手癖を治すのがとても大変な楽器だからです。
手のフォームは先生が1、2回子供に教えたからといってすぐにマスターできるものではありません。
1曲完璧な手の形が出来たからもう大丈夫と言う単純なものではなく、新しい曲になって難しくなる度に手の形は崩れやすいのです。
その度に修正をしていかないと手の悪い癖がどんどんついていき、ある一定の所から上達しなくなります。
先生が「もう大丈夫だね!」とOKサインを出すまでは、習い始めの最初から小さい子供ほど親御さんのフォローが必要です。
ご両親共々とても忙しい方や、姉妹兄弟が多く下の子に手がかかり、練習のサポートが全くできる環境じゃないと言うこともいるかと思います。
そういう方は、無理に子供が小さい時から始めなくても、子供1人で先生の言う事が理解できて練習が出来るようになる年齢までまで待つのも大事ですよ。
私の生徒で、小学3年生、4年生、5年生、6年生と各学年からピアノをスタートした子達がいます。
その子達は、レッスンで私の言った事をよく理解してくれて家でも良い練習をしてくれていたので、あっという間に上手になりました。
逆に年中から習い始めて家で適当な練習をしてくる子をたくさん見て来ましたが、その子達は正しい手の形が身につかず、そのせいである一定のところから上達が止まってしまい、もっと練習が嫌になり、残念ながら途中でピアノを辞めてしまう子がほとんどです。
年長〜1年生ぐらいの私の生徒の親御さんでよく言われるのが「ピアノってすごく大変な習いごとだったんですね。」「覚悟とかもなく気軽に始めちゃったのですが、上手になるには親の覚悟が必要な習いごとですよね」このような事を言われます。
ただ、最初の大変な時期を乗り越えた方は「ピアノってこんなに素敵な音色がなるんですね!」「友達にも学校にも先生にもピアノを褒めてもらえて、自信になっています」「ピアノが大好きになりました」と、とても嬉しい言葉をたくさん言ってくれます。
ピアノを習い始める時は楽器も購入するので「子供がすぐ辞めちゃわないか心配」と不安になられる保護者の方も多いと思うのですが、お家での練習のサポートをしてあげられると子供は上手になりますし、長く続けられます。
サポートが難しい方は、子供の様子を見て1人で練習できる時期まで待つのも1つの選択肢です。
新年度に向けて、もしくは新年度は始まって「子供にピアノを・・」と悩まれている方に今日のブログが参考になれば幸いです。