ピアノコンクール

大人のためのピアノコンクール【エリーゼ音楽祭】

皆さんこんにちは。
ぴあとーく(@piato_ku)です♪

本記事では、初心者から上級者まで、大人なら誰でも参加ができる大人の為のピアノコンクール「エリーゼ音楽祭」をご紹介したいと思います!

 

エリーゼ音楽祭とは?

15歳以上(中学生を除く)を対象とした大人のためのピアノコンクールです。

初心者〜上級まで各部門が分かれているだけでなく、曲のジャンルもクラシック、ジャズ・ポピュラーと選ぶ事が出来ます。

また、連弾部門もあるのが嬉しいところです!

審査はどのように行われるの?

審査員の先生が基本的には3名いて、評価をしてくれます。

コンクールは楽譜を見ての演奏もOKです。

ただし、全国大会に限り楽譜を見ると少しの減点がありますのでご注意下さい。(連弾部門を除く)

全ての演奏終了後に講評シートをいただけるのですが、エリーゼ音楽祭の講評はとても細かい所まで評価してもらえるのが嬉しいポイント。

例えば、

椅子の高さ・位置

指・手首・腕の使い方

ペダリング

美しさ・滑らかさ

テンポ感

など他にも非常に細かい所まで採点してもらえます。(2019年現在)

曲全体のアドバイスもしっかりとコメントを書いてもらえるので、今後のレッスン・練習の参考になります。

みらい
みらい
大人の方は熱心に真摯にピアノに向き合っている方が多いです。自分の練習が合っているか知る為にも、第三者の意見は貴重です!

審査結果の各賞について

エリーゼ音楽祭は、予選→全国大会という流れになります。

予選では「優秀賞」と「オーディエンス賞」の2つがあり、優秀賞を受賞した人が全国大会に行けます。

オーディエンス賞は全ての出演者、観客に投票用紙が配られ一番良かった演奏者を投票します。

全国大会では、

エリーゼ大賞、金賞、銀賞、銅賞、審査員特別賞、EME賞、ベストドレッサー賞などがあります。

各部門について

初心者から上級者まで細かく部門が分かれています

ピアノを始めたばかりの人でも参加しやすいように、細かく部門が分かれています。

ちなみにピアノ初心者の基準ですが、

「ピアノ学習歴5年未満の方」「またはそれに該当する方」が条件となっています。

初心者向けの例

クラシック部門「初心者2分以内」

クラシック部門「初心者5分以内」

ポピュラー・ジャズ部門「編曲アレンジ自由。オリジナル可、2分以内」

ポピュラー・ジャズ部門「編曲アレンジ自由。オリジナル可、5分以内」

このような感じでコース分けされています。

中級者、上級者は時間が長くなって行きます。

みらい
みらい
曲は全て自由曲です!

詳しくはエリーゼ音楽祭公式サイトをご覧くださいね。

プラチナ部門は65歳以上の方限定の部門

「ピアノを弾いているシニアの方を応援したい!」と言う部門もあります。

65歳以上の方なら誰でも参加出来ます。

自由曲で3分以内、5分以内と2つのコースで分かれています。

連弾部門は片手演奏でも可

連弾部門は、参加者が15歳以上ならどんな組み合わせでも出場出来ます。

片手演奏でもOKです。

連弾部門も、

初心者コース(3分以内)
中級コース(5分以内)
上級コース(7分以内)

とコース分けされています。

エリーゼ部門

ベートーベンの「エリーゼのために」を演奏するコースです。

部門も2つに分かれていて、

30小節(転調前まで2分程度)弾くコース

全曲通して弾くコース

とあります。

アンサンブル部門

他の楽器とアンサンブルをして出場するコースもあります。

参加料は他のコースよりも少し高めになります。

マスター部門

エリーゼ音楽祭の最高峰のコース。

音楽を専攻している方や、プロを目指している方の為のコースです。

全校大会優勝者は、翌年のエリーゼ音楽祭スペシャルコンサートのステージで、自分のプログラムの曲でプロの先生方と共演することが出来るそうです。

コンクール出場者の服装

エリーゼ音楽祭の参加者は、初心者の方でも気持ちを込めて一生懸命、1曲を丁寧に弾かれる方が多いです。

なので音楽に対する意識が高い方が多いので、衣装も正装をされる方が多いですね。

女性はドレス、男性はスーツを着ています。

全国大会にはベストドレッサー賞もありますので、服装に対する意識も高いです。

エリーゼ音楽祭の公式サイトにコンクールの様子の写真が掲載されていますので、ぜひ参考にして下さいね。

コンクールの会場

全国大会は、東京で行われます。

会場は各地域によって異なりますが、2018年の会場を参考にして見て下さいね。

全国大会終了後にはレセプションもあります

全国大会終了後に、自由参加ですがレセプションが行われます。

参加者、審査員の先生、スタッフが集まり1年間の苦労をみんなで労います。

音楽仲間が出来たり、審査員の先生とお話が出来たり、とても貴重な機会ですね。

無理に参加する必要はありませんが、全国大会の参加費にレセプション代金も含まれています。

申し込み方法やパンフレットについて

エリーゼ音楽祭の詳細については、パンフレットに詳しく書かれています。

パンフレットは、全国各地の楽器店に置いてあります。

楽器店で見つけられない場合は、公式サイトに問い合わせをすると自宅に郵送してもらう事も出来ます。

みらい
みらい
私も実際にパンフレットと前回大会のプログラムを郵送していただきました。

申し込みは、エリーゼ音楽祭の公式サイトネット申し込みをします。

参加費は振込になりますが、早期申込割引きなどもあるので、ホームページを要チェックしておきましょう!

インターネットが苦手な方は、先生や家族に代理に申し込みをお願いしてもいいでしょう。

まとめ

大人のためのピアノコンクール「エリーゼ音楽祭」をご紹介しました。

子供に比べると、大人は気軽にピアノコンクールには出にくいのが現状です。

ですが、エリーゼ音楽祭は大人の音楽愛好家の為に作られたピアノコンクールなので、大人は誰でも出場しやすいコンクールとなっています。

日々の練習の成果を発揮したい方

自分の練習が合っているか知りたい方

腕試しをしたい方

音楽仲間が欲しい方

第三者に評価して欲しい方

何か目標が欲しい方

色んな想いがある人でいっぱいのエリーゼ音楽祭。

自分の音楽と向き合いたい方、ぜひ参加をされてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

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