ピアノの引越し

【ピアノの引っ越し】料金の相場や業者の選び方、運送費について

皆さんこんにちは。
ぴあとーく(@piato_ku)です。

ピアノの引っ越しをする時の「運送」。

皆さんはどれぐらいピアノの運送システムについて知っていますか?

ピアノを遠方まで運ぶことになった場合、どうしたらいいのか、何に気をつけたらいいのか悩みますよね。

急にピアノの引っ越や移動をしないといけなくなり、慌てて調べている方もいるかと思います。もしかしたら、急ぎでこのページに辿り着いた方もいるかもしれません。

ピアノの運送で大事なことは主にこちら!

ピアノの引っ越しで大事な事!

・ピアノ専門の運送業者に作業を依頼すること

・運送業者の料金比較をすること(引越し侍がおすすめです!)

転勤などによる急な引っ越し

使わなくなったピアノを知人へ譲る事になった

業者は?料金は?

そんな疑問や不安に本日はお応えしたいと思います!

ピアノの運送・・・何か特別なことが必要?

さて皆さん、ピアノを遠方へ移動させる場合、自分の車で運ぶという選択をする方はかなり少ないはずです!

大きくて重いだけでなく、繊細な楽器でもあるので、普通に運ぶのには少し抵抗がある方も多いのではないでしょうか?

では、ピアノの輸送ってどうしたら良いのでしょう…。

実はピアノの輸送は、

普通の引っ越しとやり方は変わらないのです。

違うのは、

依頼する業者を「ピアノ専門の輸送業者」を選んで依頼するということ。

そうすれば簡単に、そして傷つけることなく安全に運んでくれます

ピアノに詳しい専門業者に頼めば、負担もグンと減り、助かりますよね。

大切なピアノの輸送は「ピアノ輸送専門の業者」に依頼するのが1番安心で安全ですよ。

ピアノ輸送専門業者って?普通の業者との違いは?

「ピアノを今と別の所へ移動させたい」

そんな時頼りにしたいのが「ピアノ専門の輸送業者」です。

しかし専門と聞いても、普通の引っ越し業者と何が違うのかよく分からないですよね?

「専門」と名の付く業者ですので、ピアノに関する知識は非常に長けています。

もちろん普通の引っ越し業者でも、ある程度の楽器に対する知識はありますし、何より丁寧に運搬してくれることは間違いありません

しかし、ピアノはとても繊細な楽器ですので、ちょっとした湿度や振動などでピアノ自体の音色が変わった、なんてことも!?

ピアノ専門の輸送業者なら輸送後に、ピアノの調律やクリーニングなどの様々なオプションが用意されている場合が多いのです。

「輸送後のケアが充実しているか」

これが普通の引っ越し業者とピアノ専用輸送業者の大きな違いとなります。

ただ運ぶだけではなく、運んだ後のケアが大切ということがわかりますね。

ピアノの輸送料金の相場はいくら?

運送業者について分かったら、次に気になるのが金額ですよね?

  • どの業者に頼むのか
  • どのようにして運搬するのか
  • どれくらいの距離を移動させるのか
  • どんなピアノの運搬させるのか

これらの内容によって金額は大きく変わってきます。

そして場所によっては特殊作業という費用がかかってくる場合もあります。

運送方法によってかかってくる特殊作業

ピアノは楽器の中でもとりわけ大きいので、人力だけで運ぶのにはかなりの困難を要します。
そこでエレベーター、クレーンなど機械を使った運搬がなされる場合があるのですが、これを「特殊作業」と言います。

特殊作業によっても、そこで使われる労力は変わってきますので、料金もそれに応じて変化するのが基本です。

そして特殊作業もピアノの種類によって料金が変わってきます。

それではこれらを踏まえた上で、各ピアノの料金の相場を見ていましょう!

グランドピアノの場合

10㎞までの距離 3万円程度
120㎞までの距離 7万円前後
料金相場目安 およそ5~6万円程度

これらの距離に特殊作業をした場合はプラスで料金が上乗せされます。

階段やエレベーターで運んだ場合、1万円~2万円程度。
クレーン・解体の場合、3万円前後。

やはり値段も重さも大きいグランドピアノは、他のピアノと比べて費用は高くなります。

アップライトピアノの場合

10㎞までの距離 2万円程度
120㎞までの距離 4万円程度
料金相場目安 およそ3万円程度

プラスでかかる特殊作業料金の相場↓

階段やエレベーター、5000円~1万円程度
クレーン・解体、1万円~3万円程度

最もよく使われるアップライトピアノであれば、距離にもよりますが5万円以内で運搬することが可能です。
もちろん、120㎞を超える場合はプラスして料金がかかるので、そこはきちんと理解しておきましょう。

電子ピアノ、エレクトーンの場合

10㎞までの距離 1万5000円程度
120㎞までの距離 3万円前後
料金相場目安 およそ2万円程度

プラスでかかる特殊作業料金の相場↓

階段やエレベーター、2000円〜8000円程度
クレーン、1万年程度

ピアノの輸送費用には、このように輸送距離ごとにかかる費用と特殊作業にかかる費用の2つが必要です。
見積もる際にはこれら2つをセットで考えるようにしてください。

クレーン運搬やピアノの解体!?そんなことして大丈夫なの?

ピアノの輸送方法について、階段やエレベーターで運ぶことは理解出来るものの、クレーンの使用やピアノを解体するという特殊作業については、イメージしにくいですよね?

そこで、この特殊作業についてもう少し掘り下げて見ていきましょう。

クレーンでの運搬方法

クレーンでの運搬は、主にピアノを上から下、または下から上に運ぶ時に使われる方法です。
つまり一階や二階に移動させる際に使用する運搬方法なのですが、ピアノを運ぶ時に十分なスペースが取れない場合に選択されます。

ピアノを解体する運搬方法

解体もクレーンと同じく、周りに十分なスペースがなくピアノを移動させる際に傷が付いてしまうと判断された場合、必要に応じて行われる運搬方法です。

全てを解体するわけではないですし、プロによる解体なので心配する必要はありませんが、あらかじめこのような方法もあるんだということを、きちんと把握しておく必要があります。

なるほど納得!!安心・安全のピアノ輸送専用トラック

特殊作業でピアノを移動させたら、後は新たな目的地に向かってトラックに乗せて輸送します。

十分なカバーをした上で、振動や傷を受けにくいピアノ輸送専用のトラックに乗せて運搬するので、とても安心です。

ピアノ輸送のオプションサービスの種類

ピアノの運送が無事終わったら、あとはアフターケアですね。
初めに少しご紹介したオプションサービスについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

整調・調律・整音

  • 整調
    鍵盤の高さや戻りを調整すること。
    料金相場は1万円程度
  • 調律
    音程を調整すること。
    料金相場は15000円~20000円程度
  • 整音
    音量・音色のバランスを整えること。
    料金相場は1万円程度

クリーニング・部品交換

基本料金は、
グランドピアノ・・10万円前後
アップライトピアノ・・5万円前後

部品交換はこのような物があります。

  • 白鍵木口張替
    2万円程度
  • ワイヤー貼替
    1本5千円程度
  • チューニングピン交換
    1本5千円程度

各社様々なオプションが用意されており、確かな知識と技術のある専門の方が作業をしてくれます。
業者のHPや電話でサービス内容を確認してみましょう!

やっぱり気になる…ピアノ運送費を抑える方法はあるの?

料金相場、輸送方法、オプションと紹介してきましたが、やはり気になるのは

「どれだけ費用を抑えることが可能なのか」

ですよね?

大きい楽器ですので、労力に比例してそれなりの対価は必要になると分かってはいても、なるべく費用を安くしたい!
しかし、目に見えて金額を減らすことはなかなか難しいのも現実です。

そんな中、一番確実に費用を抑えられる方法は

「いくつかの業者を比較する」

この一点に限るでしょう。

一つの業者だけに絞らず、複数の業者で見積もることで、その会社の料金等も比較・検討しやすくなります。
「あっちの業者の方が安く運べたかも!」
なんて後から気づく前に、ぜひ様々な運送業者で見積もりをとって下さいね。

自宅で楽々!ピアノ運送料金を一括見積もり【引っ越侍】

業者に順番に電話するのは手間がかかりますし、少し億劫ですよね。

そんな時にぜひ活用してほしいのが【引越し侍】というサイトです!

ピアノの運送料金は配送業者によって料金に差がでます。
これは、ピアノの運送業者ごとに料金の見積もり方法が異なるためです。

引越し侍では、安い料金でピアノを運送したい人に向けて一括見積もりサービスを提供しています。
一括見積もりとは、複数のピアノ運送業者にまとめて見積もりの依頼ができるサービスです。
この一括見積もりサービスのメリットは、短時間でカンタンに最安値のピアノ運送業者を見つけられるところです。

もちろんグランドピアノ、アップライトピアノ、エレクトーンなど全てのピアノの運送に対応しています。
長距離から近距離まで、以下の運搬に対応しています。

  • ピアノの引っ越し
  • 敷地内でのピアノの移動
  • 室内でピアノを移動させる

引用元;引越し侍

インターネットから24時間無料で利用出来ます。

また、引越し侍はピアノの買取りにも力を入れており、便利すぎるピアノの一括査定も対応しています。

事情により大事なピアノを売らないといけなくなった時には、こちらもとても便利なサイトです。

ピアノ一括無料査定【引越し侍】

【番外編】アップライトピアノで事前に準備したいこと

自宅にあるグランドピアノ、アップライトピアノ、エレクトーン、電子ピアノ・・全ての楽器で移動等の経験をしたことがあります。

その中でも「アップライトピアノ」の移動や運送で、当日に必要だなと感じるのは「ぞうきん」と「掃除機」です!

アップライトピアノは、壁にくっつけて置くことが多いですよね?

アップライトの裏側の木の部分って、普段見れないのですがものすごくホコリがたまります。

部屋の場所や環境にもよりますが、「運送会社さん、ごめんなさい」と思うぐらいホコリがたまりやすいです。

特に移動させる場合や、少しの間場所を移す間、優しい運送会社さんは「今ならホコリ取り放題ですよ!ちょっと待ってるので掃除機もしちゃってOKですよー!」と言ってくれます(笑)

私はいつも雑巾で乾拭きしホコリをとって、すかさずその周辺(床など)を掃除機をかけます(笑)

業者さんを待たせるのは申し訳ないので、雑巾と掃除機は移動の当日に必ず常備しておきます。

雑巾は念の為3枚ぐらい用意しておくといいですよ!

エレクトーンの鍵盤の張り替えをする時も、鍵盤を入れる部分は専門の業者さんが掃除機で吸って掃除します!

掃除機は自宅の物を貸し出さないといけない事が多いので、エレクトーンの引越しの時や鍵盤の張り替え、点検の時もコードレスのハンディクリーナーを準備しておきましょう!

ダイソン 掃除機 ハンディクリーナー DC61MHPRO フューシャ/ニッケル
Dyson(ダイソン)

まとめ

ピアノは非常に繊細な楽器です。

普通の引っ越し業者ではなく、ピアノ専門の輸送業者に作業を依頼することがオススメ。自宅近くにそのような業者が無くとも、専門業者と連携している会社もあります。

また、インターネットで専門業者に問い合わせをすれば遠くても引き受けてくれる会社は多いです。諦めず問い合わせをしてみましょう!

料金の相場はあらゆる条件によって異なってきます。

移動距離やピアノの種類によって変わることは前提条件ですが、業者によって金額が異なることも忘れずに覚えておきたいポイントです。大体の費用を計算したら、必ずいくつかの業者の料金設定と比較するようにしましょうね!

目立つ点ではありませんが、これをするかしないかによって、必要になるお金も大きく変わってきます。賢く輸送業者を利用すれば、かかる負担も極力抑えつつピアノを安定して輸送することが可能ですよ。

皆さんのお役に立てますように♪

 

 

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