皆さんこんにちは。 ぴあとーく(@piato_ku)です♪
発表会の選曲やレッスンなどで「タランテラ」という曲は誰もが一度は弾くと思います。
学生の頃はなんとも思っていなかったのですが、ピアノ講師になって生徒にタランテラの楽譜を渡すようになってから、「タランテラ」の曲に魅力を感じはじめました。
タランテラ (tarantella) は、イタリア・ナポリの舞曲。
3/8または6/8拍子のテンポの速い曲である。曲名は、タラントという町の名前に由来するという。また、同じ町の名を由来とする毒蜘蛛のタランチュラに噛まれると、その毒を抜くために踊り続けなければならないとする話から付けられたという説もあるほか、その毒の苦しさゆえに踊り狂って死に、それを表現したという説もある。
タランテラの歴史は中世にまで遡ることができ、より古い形式のダンスが起源とされる。マンドリンやタンバリンの演奏に合わせて踊られるが、1つのスタイルに固まるまでいろいろなリズムが存在したらしい。ショパンやリストなども、タランテラを作曲している。
タランテラは、1人で踊ることよりはグループ、特にカップルや女性のペアで踊られることが多い円舞曲である。最初は右回りに踊るが、曲の一区切り毎に回る方向も左になり、テンポも速くなる。これが何回か繰り返され、遅れずについていくのがだんだん難しくなっていく。
同じタイトルでも可愛いタランテラやちょっと怖いタランテラなどなど・・色んな曲で溢れています。
今日はピアノ発表会でぜひ弾いて欲しいタランテラシリーズをまとめようと思いますので、ぜひ選曲の参考にして下さいね♪
もくじ
オススメのタランテラシリーズをご紹介♪
オルガンピアノの本3「タランテラ」
ヤマハから出版されているオルガンピアノの本3のテキストについているタランテラ。
初級の生徒にオススメの優しい難易度のタランテラです。
最後の手の交差が見せどころですね!
ギロックの「タランテラ」
ギロック「子どものためのアルバム」に入っているタランテラ。
メロディーの流れが大人っぽくてとてもお洒落!
発表会やコンクールの課題曲としてもよく使われている曲ですね。
バスティンの「タランテラ」
バスティンのテキストに入っているタランテラ。
子ども向けの曲で、こちらもピティナステップなどで人気の高い楽曲ですね。
バスティン先生のシリーズはどの曲も弾いていて華やかなので人気なのも納得です!
ストリーボッグの「愛らしいタランテラ」
楽譜 音楽表現練習への ピアノ小曲集2 バイエル併用 / シンコーミュージックエンタテイメント 価格:1,320円 |
意外とあまり知られていないストリーボッグのタランテラ。
「ブルグミュラーのタランテラはまだ弾けないけど・・」と言うレベルの生徒さんにオススメですよ!
ブルグミュラーの「タランテラ」
ブルグミュラー作曲のタランテラ。
超ど定番で有名な曲ですね!このタランテラを知らない人はいるのだろうかと言うぐらい、ピアノをやっている人には王道のタランテラです。
速いテンポで爽快に弾きたいですね!
プロコフィエフの「タランテラ」
ずっと速いテンポで進んでいくのが特徴のタランテラ。
右手も左手も華麗な指回りが必須なのでテクニックがいる曲ですが、発表会で弾けたら良いですね!!
中間部の左手はソナチネのように安定感が求められます。
モシュコフスキーの「タランテラ」
発表会やコンクールでとても映える曲!
導音連打が難しいですが、弾けたら周りから「スゴイ!!」と言われる曲ですね。
タランテラは重めの雰囲気の曲が多いですが、モシュコフスキーのタランテラは可愛くて明るい所もあるのでオススメです。
ピエツォンカの「タランテラ」
楽譜 ピエツォンカ/タランテラ 【ピアノソロ】(【90430】/4892/ピアノ・ソロ/輸入楽譜(T)) 価格:1,100円 |
高学年〜大人にぜひ弾いて欲しいとっても華やかなピエツォンカのタランテラ。
発表会に絶対に映えます!!
楽譜が手に入りづらいのでネットで購入がオススメです。
ショパンの「タランテラ」
さてここからは上級になりますよ!!
ショパン作曲のタランテラ。
ショパンと言えば英雄ポロネーズや雨だれノクターンなどなど・・色んな有名曲に溢れていますが、ショパンのタランテラもカッコ良くて発表会にオススメです!
めちゃくちゃ難しいですが(笑)
リストの「タランテラ」
「我こそは超難易度の高い曲のタランテラを!」と言うあなたにぜひオススメしたいリスト作曲のタランテラ。
手が大きくないと本当にしんどいですね。。
超絶技法と言われるリストのタランテラ、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ラフマニノフ2台ピアノの「タランテラ」
ピアノ 楽譜 ラフマニノフ | 組曲第2番 作品17 (2台4手) | Suite No.2 Op.17 価格:3,070円 |
2台ピアノ4手で弾くラフマニノフの「タランテラ」
難しいですが2人で大曲に挑みたい人にオススメです!!
最後に
ピアノ講師がオススメしたい「タランテラ」をご紹介しました。
タランテラの魅力に気づいていただけたらとても嬉しいです。
初級〜上級まで色んなタランテラがありますので、自分に合った曲にぜひ挑戦してみて下さいね♪