つぶやき

練習時間は少ないけれど、他に夢がある生徒

こんにちは。みらいです♪

ピアノ講師をやっていると、やっぱり自分の教えている生徒には全員上手になってもらいたい!と強い気持ちを持っている先生がたくさんいると思います。

上手になる為には指導方法の研究はもちろんですが、それに生徒が答えてくれて、自宅での練習も頑張ってもらわないとなかなか上手にはなれません。

一生懸命指導してるのに、なかなか練習してきてくれない時って本当に辛く悲しいですが、生徒の事情によっては先生側も割り切ることも大切です。

例えば小学校高学年ぐらいになってくると、ピアノ以外で「やりたいこと」を見つけて頑張っている生徒も出てきます。

王道では、スポーツを本気で頑張りたくて部活動以外のクラブにも入っている子ですね。

スポーツは特に体力と気力を使いますから、学校の宿題プラスでなかなかピアノの練習をゆっくり取る時間を作ることは難しいと思います。

小学生でも「水泳を本気で頑張りたい!大会で優勝したい!」など夢を持って頑張っている子もたくさんいます。

そんな中、ピアノ教室に通い続けてくれているのは「息抜き」なのかもしれませんし、「ピアノ教室に行くのは楽しい」と思ってくれているかもしれません。

そんな生徒に、指導者の理想を押し付けて「もっと練習してきて!」とガミガミ言ってしまうと、せっかく楽しく続けてくれているピアノが負担になってしまいます。

部活などピアノ以外のことで一生懸命頑張っていることがある子には、指導者も「その子の本業を優先しつつ、ピアノを楽しんでもらうレッスン」に切り替えることも大切だなと思います。

私も基本的には「生徒全員にピアノを頑張ってほしい!」と思うので、「自宅での練習が足りない子にはどうアプローチしたらいいんだろう・・」と悩むこともあります。

ですが、ピアノ以外で夢や目標を持っている生徒には「現状のままでいい」こともあって、自宅練習が足りていなくても「あえて何も言わずに見逃す」ことも大事だなと思います。

というのも、スポーツを一生懸命頑張っている生徒の保護者から

「クラブでは先生がすごく厳しくて・・。ピアノでは先生がたくさん褒めてくれるから、子供も嬉しいみたいです」
「時間がなくて練習はあんまりできないですが、ピアノは続けたいって子供が言うので、今後もよろしくお願いいたします」

など、このように言われることが度々あるのです。

生徒に夢や目標があることは本当に嬉しいことなので、ピアノ講師としてもぜひ応援したいですよね♪

生徒の事情によって、「レッスンの仕方」や「練習のあり方」は変えていかないといけないな〜と思います。

 

 

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